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自衛隊のPKO派遣

1992年成立の国際平和協力法(PKO法)に基づき行われている自衛隊の国連平和維持活動(PKO)。

最後の40人が帰国

共同通信社
南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)に派遣されていた陸上自衛隊の部隊は27日、残っていた最後の40人が帰国し、青森駐屯地で任務完了の報告をした。

同部隊は安全保障関連法に基づき「駆けつけ警護」の新任務が付与されたが、1度も実施されることはなかった。NHKは、田中一等陸佐が取材に応じ、「結果的に駆けつけ警護はなかったが、いつでも対応できるよう準備はしていた。我々の活動が南スーダンの発展に少しでも役立ってくれれば」と語ったと伝えている。

5年にわたり活動が続けられてきた南スーダンでのPKOは「活動に一定の区切りがついた」として3月に政府が撤収を決定。順次帰国が進んでいた。

南スーダンPKO派遣の部隊 最後の40人が帰国 - NHKニュース(5月27日)
南スーダンPKO部隊、最後の40人が帰国 - 日本経済新聞(5月27日)

自衛隊のPKO参加までの経緯

国連平和維持活動(PKO)は、国連安全保障理事会による平和・安全維持が十分に行われていなかったことから生まれた。1956年のスエズ危機時に初めて行われて以来、加盟国から派遣された軽武装の部隊が休戦・停戦監視活動や兵力引き離し・インフラ復旧などの平和維持活動を世界の内戦地域で実行している。

日本の自衛隊は長らく憲法9条の専守防衛の考えに基づき不参加だったが、冷戦終結や湾岸戦争を機に「国際貢献の一環として」参加を望む声が挙がるようになった。そのような流れを受け1992年に国際平和協力法(PKO法)が成立。内閣に国際平和協力本部が創設され、同年9月にはアンゴラにアンゴラ国際平和協力隊が派遣された。これが自衛隊初めてのPKO参加となる。以降、カンボジア、モザンビーク、エルサルバドル、ゴラン高原(シリア)、東ティモール(4回)、ネパール、スーダン、ハイチでそれぞれPKOに参加し、2011年からは南スーダンでの活動を続けている。

関連リンク

内閣府国際平和協力本部事務局
国連平和維持活動(PKO:Peacekeeping Operations)―外務省

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