安倍首相は北朝鮮の核が、弾道弾が、というのを解散の理由に挙げていますが、それ理由にならないでしょう

 まず現在の安倍政権は過半数どころか、現有は自公で323議席もあるわけですよ。
 これがカツカツ過半するならばまだわかりますけどね。

「国難突破解散」じゃなくて、あんたが一番の国難だろう、とあたしゃ思いますが。

安倍首相は強い指導力で、国家の壮大なフレーム構築能力があって、外交や軍事に強い、強い指導者というイメージがありますが、これ完全に虚像です。

そもそも明日にも北朝鮮が核弾頭打ち込んでくるぞ、と国民を脅す根拠がない。
北はこれまで核兵器や弾道弾を開発してきたことが周知の事実であり、これを阻止するための国際的な制裁が効いていないこともこれまた周知の事実です。

であれば安倍政権は、最大の脅威は北の核と弾道弾であるとして国家防衛、それは防衛省だけでなく、民間防衛も強化する必要があったが、そんな政策はなかったわけです。小泉政権では国民保護法を制定しましが、それを深化さえるそのような取り組みはしてこなかった。

そして北朝鮮が実際に核弾兵器や、弾道弾を我が国撃ち込むメリットってなんなの、ということです。
それ、ないでしょう。

それに我が国に届く弾道は既にかなり前から実用化されていますが、今までがなんで「国難」というほどじゃなくて放置できたんですか?また水爆実験も実験に過ぎず、実用化、特に弾道弾の弾頭に搭載するための時間はかなりかかるわけで、明日にでも水爆ミサイルが飛んでくるわけじゃない。

ショッカーやギャラクター、ましてはジオン公国だって、地球征服や独立戦争で連邦に宣戦布告したのは、それなりのビジョンと理由があったからですよ。

で政府は北が核兵器や弾道弾撃ち込む理由を安倍政権は、説明していない。
核兵器と弾道弾を持っているのは、北以外のも国連の安保理常任理事国、イスラエル、パキスタン、インドなどもそうでしょう。これらの国がなんで、周辺諸国に核や弾道弾使って面白半分に攻撃しないんですなね?

何度も述べていますが、北のこれらの兵器は使ったら終わりです。保持することにとって相手に圧力を掛け、政治、外交的な果実をえるための道具に過ぎません。それを実際に使うならば相応の理由、メリットがあるでしょう。それは一体なんでしょうか?

無論、脅威が全くないとはぼくも言っておりません。ですから保険としてMDには賛成してきたわけです。もっともMDは中国やロシアに対するためのものもであることは言うまでもありません。

繰り返しますが、政府は「そこにある危機」の説明をしていません。
そのくせメディアに乗るように、幼稚な対弾道弾の避難訓練とかをさせて危機感を煽っている。

それだけ危ない、危ないと大騒ぎするならば東京オリンピックもやめたらいいでしょう。

まあ、以前サミットで英国のEU離脱などでのゴタゴタをたいしたことないのに、リーマンショック以来の危機だと大騒ぎして、他国の指導者から失笑をかった人ですからね。自分の党利党略で、私欲にサミット参加国を巻き込もうとしたわけです。まともな政治や外交判断力やセンスがあるわけじゃない。

北の脅威をオオカミ少年宜しく煽って、支持率を上げて、解散を有利に運び、モリカケ問題を封印しようという魂胆だ、と「邪推」されても仕方ないでしょう。

安倍首相が首相になったのは二つの理由からでしょう。別に権力をとって何をしたいわけでもなく、権力自体が目的なのでしょう。これが第一の目的。第二の目的は歴史に名を残したいという名誉欲。だから自民党の内部の憲法議論をすっ飛ばして、9条の現行一、二項はそのままで3項を付け加えるという胡乱で粗末な案を平気で言える。

しかもモリカケ問題で権力を私利私欲に使うだけでなく、ガリガリ君2本を政治資金で「調達」するような公私混同ぶりです。とても宰相の器ではないでしょう。

その程度の男が宰相の地位にあり、政治を私物化していることが我が国の最大の脅威です。
保守の論客と称する皆さんは印象だけで安部首相を持ち上げていますが、そろそろ目を覚ましては如何でしょうか?