ケアネットで出ていたのですがまあやっぱりと言う論文紹介です。(Pharmaceutical Industry–Sponsored Meals and Physician Prescribing Patterns for Medicare Beneficiaries

接待受けたら医師の処方が変わるかと言うアメリカでの研究で、ケアネットが見れない方は日本語の訳がこちらのブログに載っています。(論文:cross-sectional 製薬会社スポンサーの食事提供と医師処方パターン

それこそお偉いさんは昔は料亭での打ち合わせ接待とかがあったということですので可愛いものですが、今日本でも、特に大学病院等において製薬企業の宣伝をお弁当付き(2000円以下)で受ける事があります。それこそ学会ではランチョンミーティングという名の下、お弁当を食べながらお昼休憩を製薬会社スポンサーで有名講師の講演を視聴するというのもあります。ちなみに公務員が許容できる接待も同額だったと思います。

中間結果ははぶきます。結論としては「製薬会社からの弁当の接待を受けるとその医師の処方が増加すると言う関連性は存在、ただその因果関係はわからない」というものでした。まあ疑わしいけど方法論の限界のため確定はしていないというものです。

私の個人的感想です。あくまでもその薬の特性を知るという意味で宣伝行為を受けることはありだと思います。この論文ではある企業に対する接待を受けると、接待を受けていない企業の商品より処方が増えるいうことですが、他社の製品の情報があまりなく効能等が似通っていればやはり情報が詳しいその接待を受けた薬を処方します。もちろん両者から説明を受けていた場合は、薬価、効能、効き具合などを試しながら処方していき、そしてその上で使い勝手のいいものの使用が増えていきます。

ある薬のファーストラインはこれ、次はこれなどは当然持っています。そこに接待が関与するかと言われると、正直専門以外は影響が出ているかと思います。それこそ昔の話ですが、ほぼ同じ効能を持つ製剤の処方は均等にと指導を上から受けながら順番に出したこともあります。どちらの企業からも研究費をもらっていたようです。

以前書いた記事ですが、COIを明確にすれば情報提供を受けるのはありだと考えています。まあそこに接待は必要かと言われると倫理的にはすこし微妙なんですが、地域の経済活性化と解釈しています。