(Top Communication 撮影=高見尊裕、慎 芝賢)

近畿圏でサッポロビールの「黒ラベル」が売れ続けている。2015年のリニューアル以降、売り上げは28カ月連続で前年超え。特に20代男性では2年前の1.6倍に伸びている。「若者のビール離れ」が課題のなかで、40周年を迎えるロングセラー商品になにが起きたのか。営業の現場を追った――。

■「すべての元凶は自分たち営業マン」

「現場の営業自身が、『黒ラベル』を信じてあげられなかった。商品ではなく自分たちが元凶なんです」

サッポロビール営業本部西日本マーケティング統括部の田邊稔博さんは申し訳なさそうに、そして同時に未来への希望に目を輝かせた様子でそう語る。