客の隣に座るのはNGで、カラオケのデュエットも違法。従業員ができるのは、カウンター越しに飲食料を提供することだけ。その代わり、営業時間の縛りはなくなります」(前出・前場氏)

 最もグレーなのが、ラウンジ。昨今、西麻布や六本木でこの形態の店が激増している。

「お客さんの隣に女性がつき、接待する。完全に風営法1号にあたりますが、ラウンジの中には女性を“店に来た客”と位置づけ、『深夜酒類提供飲食店』の届け出で、営業時間の縛りをなくしている所があります」(前出・前場氏)

 そうしたラウンジは、“接待していない”というアピールのため、女の子は私服で、席につく時は鞄を持つことを義務づけている。客として来たのであれば、手ぶらで席にいることはおかしいからだ。

「給与体系は、時給の子もいるし、シートバックの子もいます。1回男性の席につくと2000円、指名が入れば1万円といった具合で、そこにドリンクバックが加わる。一日に5~6席回れば3万円ほどにはなります」(あるラウンジのマネジャー)

 夜の世界は、かくも多岐にわたっている。

※女性セブン2017年7月27日号