7月第2週(7/10-7/14)の日経平均株価は週間でちょうど1%上昇し2万118円86銭と3週ぶりに反発した。米欧の中央銀行から非伝統的金融政策の正常化に向けてタカ派的なコメントが続く中で、長期金利を人為的にゼロ近傍にコントロールする日銀の金融緩和が相対的に際立ち円安が進んでいたが、先週、イエレンFRB議長は議会で再びハト派的な発言をして、ドルは全面安となり為替相場は再び円高に揺り戻した。

しかし、世界の株式市場が上昇を続け、企業業績に対して割安感が強まってきた日本株は円高の中でも上昇した。原油価格は需要予測が上方修正されたことや在庫が減少しているとの統計から週間で5%ほど上昇した。

 年初来からバブル的に上昇していた暗号通貨のビットコインは、技術者グループたちがスケーラビリティ問題を解決する方法で対立しており、8月1日に分裂するのではないかとの思惑から、急落している。

●金融政策の温度差が招く円安の賞味期限=佐々木融氏
http://jp.reuters.com/article/column-forexforum-tohru-sasaki-idJPKBN19V1ZI?sp=true

●米国債:続伸、FRB議長証言をハト派的と市場は受け止め
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-07-12/OSZVUL6VDKHU01

●原油先物は上昇、IEA月報で、原油需要見通しは上方修正、OECD石油在庫は減少に転じたことを好感
http://eea-strategy.com/archives/8777

●シェール増産、変調の兆し 減産なら原油上昇の公算
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO18899200U7A710C1EN2000/

●ビットコインに分裂リスク、システム巡って内戦−今月から来月が山場
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-07-11/OSWSB06S972Q01

●ビットコイン 近くバブル崩壊か 分裂騒動、岩村教授に聞く
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL13HOD_T10C17A7000000/

●ビットコインとは結局なんなのか?(かわんごのブロマガ 2014年5月30日)
http://ch.nicovideo.jp/kawango/blomaga/ar542568

BTCUSDChart


 安倍政権の支持率がさらに低下している。加計学園問題などを口実に大手マスメディアが安倍首相に対するネガティブキャンペーンを展開した結果、じわじわと支持率を落とした。しかし、野党の民主党はそれ以上に支持を失っており、政権批判の受け皿にはなり得ない状況だが、小池百合子東京都知事が率いる都民ファーストの会が、国政に進出し新たな受け皿になるかもしれない。

 しかし、低迷しているとはいえ未だに30%も支持しており、内閣改造の成否次第では安倍政権は再び人気を取り戻せる可能性がある。

●究極の「小泉シナリオ」次第という「内閣改造」の成否
http://www.fsight.jp/articles/-/42534

●安倍内閣支持29.9%に急落=2次以降最低、不支持48.6%−時事世論調査
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017071400769

 第3週(7/18-7/21)の日本は連休明けとなるが、米国では主要企業の決算発表が本格化する。ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーなどの大手金融機関やネットフリックスなどのネット関連株が好調な業績を示せば、日本株も連れ高となるだろう。日経平均株価は年初来高値の2万318円を上抜けるかどうか注目される。

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