もちろん、彼の死がこの通りに事実であったとしても、その死が本当に病院側の問題なのかどうかはわからない。

それは検証する必要があるだろう。

問題は現地で大きく報じられていて、いわば国際問題になりつつあるのに日本のメディアがまったく報道していないことだ。

どうなっているのだろう?

この情報を教えてくれた大熊さんの記事の翻訳文にはこうある。

ウェリントン大学の地震学の教授である母のマーサさんは「中世の映画の出来事のようででショックを受けています」

「この拘束は、現代社会のできごとには思えず、ニュージーランドでは絶対に起こりえないこと」

「このようなことが2度とおきないように訴えたい」とのべています。

ニュージーランドの外務省は、 東京のニュージーランド大使館を通じて、遺族がカルテにアクセスできるよう支援を約束しました。

「中世の映画のような出来事」「ニュージーランドでは絶対に起こりえない」

そう現地で言われているのであれば、病院や警察、日本政府も責任を持って実態を調べるべきだろうと思う。

日本のマスコミも感度が低いが、これはニュースではないのだろうか? 

(ネットの情報は、自分のように報道のプロだった人間でも確認が難しい。

ネット情報を確認せず引用してすっかり騙されたフジテレビのようなケースもあるのでもちろん確認は必要だ。)

フジテレビの二つの番組がインターネット上の情報を引用するなどして、相次いで誤報を出したことを受け、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会(委員長=川端和治弁護士)は14日、ネット情報の扱いなどについて、放送局に注意を喚起する委員長コメントを今秋に公表することを決めた。

出典:ヨミウリ・オンライン

さて、その後、英国の高級紙「ザ・ガーディアン」のサイトにも載ったので、ニュースとして報道されていることが確認できた。

New Zealand man died after being tied to bed in Japanese hospital, says family

Kelly Savage, 27, was admitted following a manic episode, but died after 10 days in which he was reportedly restrained at the wrists, ankles and waist

出典:ザ・ガーディアン電子版

日本のマスコミがこの問題を報道して検証する流れになることを願っている。

※Yahoo!ニュースからの転載