スイセンとニラの見分け方について同保健所は、(1)スイセンの葉には臭いがないが、ニラには特有の強い臭いがある、(2)スイセンの葉は中央が浅くくぼんでおり、ニラは平たくやや厚みがある、(3)スイセンには鱗茎(りんけい、球根)があるが、ニラにはない――と説明。十分注意するよう呼び掛けています。

[写真]フキ、タラノメなどと間違えやすいハシリドコロ(長野県のHPから)

 また、有毒植物の被害に遭わないために、確実に見分けられる植物だけ採取することや調理前の再確認、栽培する場合は観賞用と食用の場所をはっきり分けておくことなどを挙げています。

 長野県では昨年5月にも県南部の小学校で誤ってスイセンの球根を食べた児童ら11人が食中毒になるなど、スイセンやバイケイソウなどの有毒植物による食中毒が続きました。全国でも発生しており、北海道でイヌサフランをギョウジャニンニクと間違えて食べた例では1人が死亡しています。山菜シーズン中は特に注意が必要とされています。


■高越良一(たかごし・りょういち) 信濃毎日新聞記者、長野市民新聞編集者からライター。この間2年地元TVでニュース解説