深夜番組ゆえ、もちろん視聴率は1桁なのだが、シェアを見ると50%を超えたことが何度もある。まさにその時間帯を占有していたような勢いがあった。

「朝生」初期の頃のテーマと視聴率

 今回の30周年の集いでも田原さんら関係者によってエピソードもいろいろ語られた。番組を立ちあげる時は、予算がないので出演者には終電で来てもらって始発で帰ってもらうことにしたとか、きょうも田原さんが何度か語っていたが、最後は番組中に司会の田原さんが急に静かになったと思ったらいつの間にか死んでいたというのが理想だとか......。

ケーキ.JPG

田原さんの3日後の誕生日を祝ってケーキが…

 集いの途中で、田原さんが4月15日に誕生日を迎えるとのことで、誕生ケーキが運ばれた。今年83歳だが、毎月一度徹夜の生討論を続けるのは並大抵のことではないだろう。

大島渚、野坂昭如の2人の名物論客の写真が

  集いの途中で、「朝生」のシンボルだった大島渚さんと野坂昭如さんの写真が映されたが、大島さんが番組の途中で「バカヤロー」と怒鳴るシーンは名物だった。かつてはこの2人の論客を始め、そうそうたる顔ぶれがいたのだが、30年たって今はレギュラー出演者も様変わりした。

西部邁さんら懐かしい論客も

 今回も挨拶していた辻元清美さんなどは早大の学生だった頃から出演していたのだが、その後挨拶に立った、最近の「朝生」の顔でもある三浦瑠璃さんなど30代だ。つまり「朝生」がスタートした当時、まだ生まれてまもなかった世代が、今、番組に出演している。田原さんも年をとって当然と言える。

学生時代から「朝生」に出ていた辻元清美さん

「朝生」デビューの人気論客・三浦瑠璃さん

 午後1時から始まって3時に終わった集いだが、最後に報道局長が挨拶に立ち、田原さんが生放送の途中に最期を迎えるといつもおっしゃっているが、番組の途中にそういうことになるというわけにはいかないと話した。