新しい学校とのつながりを喜ばない首相は普通、あまりいないだろう。しかし、日本の安倍晋三首相は現在、ひとつの学校から距離を置こうと必死だ。ナショナリズムと幼稚園児と土地取引がからむスキャンダルにまみれた学校のせいで、支持率は急低下し、夫人の活動に疑問が持ち上がっているので。

スキャンダル浮上のきっかけ

すべての始まりは、大阪府豊中市の空港にほど近い、放置された土地をめぐる報道だった。

今年2月、この国有地を運輸省が愛国主義的な教育をする「森友学園」に異例な安価で売却していたという報道が出た。

付近の地価の6分の1という、学校にとって非常に有利な取引だった。