岩田太郎(在米ジャーナリスト)

【まとめ】
・司法が大統領令執行を一時停止したことが評価されている。
・しかし、今回の判決は差別違憲判断を避けている。
・人種差別的移民政策において三権は癒着している。

 共和党のドナルド・トランプ米大統領が1月27日に発令したイスラム圏7か国出身者入国禁止の大統領令を、シアトル連邦地裁が2月3日、全米規模で暫定的に差し止める仮処分を下し、その判断を上級審である連邦裁判所第9巡回区控訴裁判所が2月4日に支持した。