シングルマザーの多くが養育費をもらっていない。その理由として「相手と関わりたくない」と回答した人が多かった。

 厚生労働省が12月22日に発表した「平成28年(2016年)人口動態統計の年間推計」によると、2016年の離婚件数は21万7,000組と推計され、前年の22万6,215組を下回った。2016年の離婚率(人口1,000人あたり)も前年比0.08ポイント減の1.73組となった。離婚率は1971年までほぼ1.00組を下回る水準で推移。平成になるころから離婚率は上昇し、2002年には2.30組に達した。しかし、その後は低下傾向が続き、2016年は過去20年で最も低かった1996年の1.66組に次ぐ水準まで低下した。

 そんな中、株式会社リングオフは10代から60代のシングルマザーを対象に、「離婚後の生活に関するアンケート調査」を実施し、その結果を1月10日に発表した。調査の実施時期は12月30日で、有効回答者数は191名。調査結果によると「母子家庭で一番大変だと思う事」という問いに対しては、「生活費」44%、「子供のこと」36%、「仕事」9%、「自分の精神的な部分」7%、「老後の心配」4%となり、シングルマザーは生活費が最も大変と感じているようだ。

 また、新宿区は「ひとり親家庭等アンケート調査」を実施し、11月22日に発表した。調査対象は、新宿区在住の児童扶養手当認定者のうち、2016年8月の現況届の提出を求めた人1,902名で、回収数は958件。調査期間は8月1日~9月9日。調査では母子世帯が92.4%、父子世帯が3.9%、その他3.7%だった。

 調査結果の中で、養育費に関しては「定期的に支払われている」が17.8%、「不定期に支払われている」が3.9%、「支払いがない」が17.4%、「取り決めなし」が36.7%となっており、養育費が支払われている割合は全体で約20%だった。